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エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

A3! BLOOMING LIVE 2019 感想

 2/3幕張現地、2/17ライブビューイングでA3!のファーストライブに行ってきました。

ゲームを始めて丸1年というタイミングに行くことができて本当に幸せでした。春夏秋冬彼らと過ごしてきて、歌をたくさん聞いて、ストーリーを読んで感情を動かして。伝えたい感謝の気持ちでいっぱい。

 

なんだかまだ熱に浮かされていてうまく書けないけど、印象に残ったことを少しだけ。

  1. 生まれて初めて推しにファンサをもらった
  2. Keyword〜Beyond The Wall〜Living The Dreamがすごい
  3. 衣装とセットリストと構成がすごい、全部すごい

1について。

確信はないのだけれど、おそらく私かな…?と思うので、自分だと考えています。

幕張公演は現地で参加していて、Aブロック5列目というとんでもなく良席でした。私の名義はすっかり落ちてしまったので友人が日々積んできた徳に感謝した席です。

左端に近い席ではあったけど、ステージのみんなは肉眼で捉えられる距離で見えたし、トロッコに至っては黄色い声を上げるほど近かったです。スカイ海賊団の廣瀬さん、エメラルドのペテン師の羽多野さん、終盤での冬組・秋組が通ってくれて本当に嬉しかった…!とりわけ好きな人ばかり!

そんな席で見ていたんですけど、本編最後のMANKAI☆開花宣言のときだったはず。全員で歌い始めて、2番にさしかかったあたりで、小澤廉さんがちょうどステージ向かって左側に歩いてきた時に、手招きする仕草をして、その後こっちを見て指差しをした時があって。

私A3!では三好一成を一番推していて、ちょうど応援うちわを作って持っていたんです。ペンライトで照らしながら、見えるかな?どうかな?って考えて。それも人生で初めて。ジャニオタをしていたけど一度も作ったことなかった。

周りを見渡しても、グリーンのライトを灯している人がいない。うちわを持っている人もいない。カメラも、こっちにない。

あれ?もしかして私だった!?って、後から気づいたんです。

もしかしたら、私が見えていないもっと前の方に、いたかもしれない。でも、「私かもしれない」って考えた方が幸せだから、そう思うことにしました。そうだといいな。ありがとう。

 

2について。

私、もともとアイドルマスターSideMから濱健人さんって歌うまくて表現力のある素敵な役者さんだなあって思っていて、太一ソロもきっと魅力的に仕上げてくるんだろうなって予感をしていたんです。想像をはるか飛び越えてきました。2公演とも泣かされました。その前に饅頭拳のストーリーでソロ曲を彷彿とさせる文章を読んで泣いてたけど。

幕張では、辛そうな表情が多くて、秋組旗揚げの時期の太一みたいだなって思った。辛さを乗り越えようとした「明日笑うために」だった。神戸では、その時期を踏まえて、主演を演じきって、「みんなと明日笑うために」笑顔で歌っていて、同じ歌、同じステージなのにここまで表現を変えてくるんだ!とびっくり半分、感動半分でぼろぼろ。濱さんの笑顔でものすごく幸せ感じてしまってより泣けたなあ。

そのもうちょっと前から、GOD座の0番だった丞からバトンを受け取ってメインステージに立つ太一って流れがもう完全に涙を誘ってました。だって太一は0番に立ちたかった人だから。紬が紡いだKeywordを丞が壁を超えてステージに物語を届けて、その先で夢の舞台に生きている太一がいる、この構成が最高…

丞ソロはステージで見て「好き!!!!!!」が高まった曲の一つです。とにかく佐藤拓也さんが格好いい。堂々としていて、ステージに立つのが楽しいと思っているような雰囲気が伝わってきて、立ち居振る舞いが高遠丞。それ以外に九門ソロの晴転のシンカー、莇ソロの餓鬼扱い、左京ソロの雨のモノローグあたりも公演を見て好きになったものだったりします。晴転のシンカーに至っては畠中祐さんの歌い方、緩急の付け方も見事なんですけど、セットの雨が降るところ、曲中のシンバルの叩き方が土砂降り感を増していて最高なんですよね。天気がセットと楽器で表現されるの素晴らしい。最後のアレンジも気持ちよかった。

 

3について。

声優さんのライブだし、衣装はきっと固定で、クリアファイルになっている衣装でずっと歌うんだろうな〜って思っていたんですけど。

まさか、ゲーム内で使用した衣装を全部再現してくれるなんて!!!思わなかったから!!!目が飛び出そうなほど驚きました!!!衣装さんどれだけ大変だったことだろう…細部までしっかりと作られていました。お気に入りは嘆きのオペラ、ペテン師、ピカレスク、ぜんまい衣装です。細部の小物までしっかり作られてたんですよ〜詳細は演者さんのTwitterに画像が載っているので是非見てみてください。

構成については冒頭で支配人が「本公演は特別公演です」って言っている通り、途中でMCは一切なし。最初に開花宣言を1番だけ歌って、春組〜冬組のユニット曲を歌って、各組旗揚げ公演〜第4公演までをソロ曲全てを混ぜながら歌っていく、「こうだったらいいな」を再現してくれたライブでした。さりげなく三拍子の曲がまとまっていたり、所縁のある人たちが繋がっていたりしていました。

しかも演出家さん、私の頭の中覗いてたのでは!?と思うほど、振り付けが想像とぴったりで…色んなアーティストのライブに通って想像力が鍛えられたのかな…

Ex.

紬ソロはきっとがしがし踊るよね→バックダンサーががしがし踊っていた

椋ソロはお城で踊るよね→姫様と踊っていた

太一ソロは「oh〜」で客席と歌いながら左右に手を振るよね→客席が歌いペンラを振る

BUZAMAは殺陣やるよね→左京さんほんとにやってた

UNMASKは燃えるよね→燃えた

というような。嬉しかったです。単純に、自分の想像が目の前にあるというのは、すごいことで。なんでも好きなことは取り入れておくものだなと感じました。知っておいて損をする知識はないです。

 

他にも豊永利行さんの誉さんっぷりとか、土岐隼一さんの表現とか、柿原徹也さんが来ただけで泣けたこととか、日野聡さんにときめいたこととか、書けてないことたくさん…でも眠たい…それだけ魅力ある今回のライブ、映像化されるとのことなので、発売したらもっとたくさんの人に見て欲しい。このコンテンツも知って、理解してほしい。私はたったの1年でここまで好きになれたので、もーっと好きになろうと思います。見ていても書いていても楽しかった!!!

 

2ndライブがもしある時はまた必ず現地に行きます。誓い。ありがとうございました。