cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

20230718雑記

最近、心が平皿になっているという表現をよくする。

コップの水が溢れる、ということを感情を表す時に使われるけど

そもそも決壊するたびに深さがどんどん浅くなってしまって、

耐えられる上限が変化している気がする。

 

普段は気にしないことができる、近しい人の言葉のクセや

冷静で鋭い発言を投げかけられること、

思いつきでポンと言葉をかけられ、

自分の考えた末に出した結論がひっくり返されてしまうことで、

思いもよらないほどのダメージを受けてしまいがち。

 

よくない、よくないぞ。

 

そう思っても、思いきって「休む」ことができないのも、フリーランスのつらさ。

半日でも有休を取得して「サボるぞ!」と羽を伸ばすことができるのって貴重だった。

自分で選択した結果ではあるけれど、やはり日本で暮らしていくには

あまりにも会社員であることがメリットがありすぎる。と強烈に思う。

 

とはいえ、今の職種のままもう一度社員に戻るというのもあまり考えていないので

最近勉強を始めたデザイン・プログラミング分野で転身できないかと模索中。

 

今まで自分の人生をとことん諦めてしまってきたけど

親や周囲のいう「当たり前」に従って、合わないことを続けて転職を繰り返すことも

本当に自分のためになる?それで明日何かあって命を落としてもハッピーエンドって言える?

と考えた時に、そうじゃないよねって結論に至る。

 

いい歳をして情けない、いつ結婚するの、結局何がしたいの、と言われるだろうけど

言わせておけばいいんだわ。という気持ちを持ち続けていたいね。

自分を信じてくれて、応援してくれる人が一人でもいればそれで頑張れると信じてる。

 

梅雨は明けたけど平皿になってしまった心に深さを取り戻すには

自分への勇気と、休息と、カラフルな刺激が必要だから

この夏は少しでも外に足を向けて、自宅では見れない景色を目にしたいなあ。

20230619雑記

しばらく文章を打ち込む気になれないでいたのだけど、ようやっと重い腰を上げることに成功したというか、書きながら整理したくなった。

 

生命保険の営業からスタートして、人材紹介の営業をやり、調剤薬局の事務をやり、中途採用のRPOをやり、念願の事業会社の人事として(業務委託ではあるが)採用の仕事をするようになって、自分が採用でごはんを食べていくにあたって致命的な点がいくつかわかるようになってきた。

 

ひとつ。

採用が前に進むなら、成果に結びつくなら、社内よりも圧倒的に社外を向いてしまうこと。

もともと効率優先するきらいもあり、それゆえ社内でのコミュニケーションを急く癖があって、どこでこの話をすると誰に逃げ道を用意できるか、みたいな配慮をすることがとても苦手。

というかその配慮が必要なのか?と考えてしまう節があって、指摘を受けた時に目からシャリタツのうろこ100枚くらい落ちた。

ある種外部からの支援の方が向いてるんだろうなと思う。一定の距離を保つことができるから。

私はこれが自社採用担当に不合格になる要素としてめっちゃでかいと思っている。できることはある、一生懸命貢献したいことがある、支えたい人がいる、やり始めたばかりだし知らないのも当然かもしれないけど、でもそのための配慮を説明してもらわないと理解できない。これがナチュラルにできる人が向いているのだと思う。

 

ふたつ。

対人業務経験の豊富さゆえ、見切りをつけることが早すぎること。

たとえばリファラルとか、私もリファラルで声をかけてもらってご縁ができたということもあり体験としてはとても良いものだと感じている。

けれど、「今そのタイミングじゃないな」と感じたときにバッサリ引いてしまう。自分自身の温度の下がり方がすごい。経験値が足りないからアウトプットする調整が難しいだけなのかもしれないけど。

ゆるく、ほそく、じんわりと続く関係性を維持することって実は結構貴重なスキルなんだと思う。またタイミングきたらでいいよ!んじゃ!って思考になりがち。

 

みっつめも何かありそうな気配があったけど、うまく言葉に乗らないからこの2点が今の所大きな要素だと考えている。

 

働いていて楽しいし、できることで貢献できているし、うまくいかないこともあるけど日々充実してはいるものの、本質的な自分にマッチしない感覚があって。

効率の追求、ナレッジ蓄積、再現性、みたいなところがやっぱり好きっていうなら他に目を向ける必要もあるのかもなあ。なんとなくだけど、転職活動どれだけやっても自信もって「できます!」ってできなかったし、結果にならなかったのってこういうところを見抜かれていたのかも、と考えてる。

やらないとわからないことってあるよね。もうちょい考えたい。

2023年1月の振り返り

いつの間にか全然文章を書く機会を持たなくなってしまったので気ままに月の振り返りを。
誰に見られてもいいように当たり障りのないことを書いたり、とにかく前向きに!みたいなのはやっぱり性に合わないので思いついたことを書こうかなと吹っ切れたのと、一人暮らしのリモート生活が長くなって、日々何をしていたか特筆すべきトピックが思い当たらなくなり、「そんなことないでしょ色々やってるでしょ」のログを残したくなった。
続くか続かないかは来月の私次第。

MacBook ProApple Watchを買った

昨年末にプログラミング講座を受けたことで背中を押されついに購入した。
手持ちのMacBook Airで講座は乗り切れたけど、流石にロースペックで反応が遅いこともあり、せっかくなので良いものを。
決して安い買い物ではないけれど、安くはないからこそ「ProとAirどっちにするべきか」という考え事をしなくて良くなったことが一番心を楽にすると思う。
質の良いものを購入する利点はここだと考えている。
実際副業の作業スピードが上がったりしてて快適。

Apple Watchは実は2年前に一度使用していて、そんなに生活の中で使いこなせていなかったので昨年手放したのだけど、相変わらずマスク生活が続くのと目覚ましアラームで起きられなくなってきたので、生活を整える目的でもう一度使うことにした。以前はなかったスターライト、とても可愛い。
アクセサリーの類をほとんど持たないのでカバーにちょっとしたキラキラを施してみた。

エクソシストを堕とせない」が面白い

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496649675685

あまりアプリで連載している漫画を読むことはないんだけど、ジャンプ+系統で久しぶりの個人的ヒット。
絵柄もきれいで、特に大ゴマの描写が絵画的でとても好き。キリスト教が物語のモチーフに使われているところも好きな路線で良い。アプリで読んでハマりそうだったのでコミックスも買ってみたらコミックスでしか読めないものもあったりして、物語の中にちりばめられている謎の考察ができるのもまた好み。
作品の考察ができる、大事なポイント。

ポケモンSVからアルセウス

剣盾の記憶は正直ビートくんくらいしかないのだけど(でも好きですもう一度やりたいです)、SVはストーリーの構成・オープンワールドの自由度・キャラクターの設定が本当に素晴らしくてすっかり夢中に。
自分がまさかポケモンセンターでお買い物をするようになるなんて思わなかった。ポケモンセンター、接客が完全にポケットモンスターの世界にいる人で素晴らしいのでぜひ一度体験してほしいスポット。求人票の必須要件まで見に行ってしまった。
そして年始にはじめたアルセウス、これがものすごくハマった。通信要素がないゆえの完全一人遊び・過去のとある時代・ポケモンに直接ボールを投げて捕まえられる、この辺りがドンピシャ。最近のレイドバトルみたいに気の合う仲間と一緒にやるのもいいんだけど、ひとりっ子故なのかなんなのか、誰かと一緒にプレイして終わりどころがわからない、声をかける・かけられるタイミングが合わないのが嫌、みたいなのにモヤる時があって、そんなモヤりを感じることのない一人遊びができるのはとても心地よい。RPGを自分のペースで黙々とやり世界観に浸るのが大好きなので肌に合ったのだと思う。あと空とか水の色づかいが綺麗。
無事発売1周年の1/28にラスボスまでクリア。アルセウスさん、待っててね。

おまけ:デレステに復帰した

ここ3年くらいまともにプレイしていなかったソシャゲ、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ。略してデレステ
趣味の繋がりで親しくなった人との縁が切れたとき、共通の趣味から遠ざかってしまうことがあって、わりと強烈な縁の切れ方だったので関連するものがすっかり駄目になってしまっていた。珍しく数年無理だったのだけど、最近ようやく復帰できたので心の整理ができてきたんだと思う。人生もちょこっと前に進めますように。

デレステ、相変わらず楽曲も良いし最近追加されたアイドルのドレスも可愛い。

強く映るひとは、強いわけではなく痛みを知っているひとなのだと思う

8月、お盆休みの帰省予定の2日前に母が骨折した。
珍しく「kでメマ右手骨折したぴよういん」なんて意味の汲み取れないLINEをしてきたので、これは何かあったんだなと思っていたら、スーパーの床で滑って手をついて右橈骨遠位端骨折をしたらしい。
帰って家事しようか?と言うと「お願いすることないし帰ってこなくていいよ」と言うのでのんびり過ごした。

母はめったに病気をせず怪我もしないので、
今回のことがよほど応えたのか、治療の度に連絡がくる。一方で子供のころから私は風邪をひけば中耳炎になって鼓膜を切開したり、自転車を乗り始めて顎から側溝に落ちたり、校庭で金網の上で転んだりしていたので、ある程度の痛みにはよくも悪くも慣れている。
治療のたびに足をジタバタしちゃうの、と言われるとかわいらしいところもあったのね、と考えながら聞く。

「あなたは強いわよね、すごいわね」と言われたけれど、だからと言って脆い部分がないかと言うとそうではないし、自分の身に何かあれば怖いと感じるし、この場合の強さはただ単に「痛みを知っている」というだけに過ぎない。知っている痛みだからこそ感覚を理解しているし予測できる、ただそれだけのこと。

同様に「いつも前を向いている人」や「いつも笑顔でいられる人」が必ずしも本質的に明るかったり、元気なわけでもないと思う。辛さや悲しみや喪失といったものを経験したからこそ振る舞える姿というものもある。強さや明るさの裏に何かが隠れていることも往々にしてあるもの。それを知っていることもまた大切なのだということを思い出した会話だった。

これを書きながらMacBook Airを閉じたり開いたりしながら、ももを隙間に挟んだ。痛いものは痛いよね。

IDOLiSH7 LIVE BEYOND “Op.7”わたしのライブレポート

2019年の夏、REUNION以来2年半ぶりのアイナナライブに行ってきました。メインストーリーの更新を待つ中、早くライブに行きたいな・・・と思いながら過ごす日々を経て、ようやく集結できたさいたまスーパーアリーナ
初日のレポートはほとんど見ず、私の初日:最終日を迎えました。

いつもより少し早めに会場入りして、静かに気持ちを落ち着けて幕が上がるのを待つ。
そんなドキドキ浮足立つことも久しぶりの感覚でした。全曲じゃないけど、振り返りレポートです!

文体が混ざっているのはご愛嬌でお願いしますね。

DiSCOVER THE FUTURE〜PARTY TIME TOGETHER

アルバム「Opus」ではラストに据えられた「DiSCOVER THE FUTURE」からスタート。
和泉一織を演じる増田俊樹さんが画面に映し出された瞬間、なぜかよくわからないけど、涙が溢れてきて、完成度の高いビジュアルを目にするだけで泣くってあんまりなかったので、自分でもびっくり。
アニメ2期のOPそのものの声優さんたちの姿をみて、アイドリッシュセブンは、いる」と確信したよ。

2曲目は大好きな、そしてアイナナにどっぷりハマるきっかけになった「RESTART POiNTER」!何回聴いても出だしで泣いちゃう。小野賢章さんがあまりにも七瀬陸でありすぎる。
間奏のところ、今回もみなさんニコニコ楽しそうで、ライブを開催できたことが嬉しそうで、双眼鏡から見える景色にたくさん幸せをいただきました。ついステージ全体の七色のペンライトも確認しちゃった。

「Dancing∞BEAT!!」からはトロッコへ。ちょうどスタンド手前の良い位置で見ていたので、なんとトロッコに乗ったみなさんと目線の高さが同じくらいに。
私は逢坂壮五担で、阿部敦さんがいらっしゃるとつい目で追ってしまうのですが、「なかなか目が合わないな」と思いながら先へ進むトロッコを見て、紫のペンライトを振っていると、離れていく間に、にっこりとした阿部さんと目が合う瞬間が!!ありました!!

「演者さんと目が合う」は気のせいかもしれないけど、ステージに立つ側から客席が「見える」ことは、ドラムをやっていたときに実感したことなので、私は「そーちゃんと目が合ったんだ」と信じています。どの現場でも信じてる。

そしてみなさんとってもスタイルがよくて・・・特に江口拓也さんと小野さん、生きるアイナナみたいな体型をしていらっしゃった・・

「PARTY TIME TOGETHER」はアプリゲームでプレイしていた時に気に入っていたアレンジバージョン。冬らしいアレンジがとても好きなのでいつか音源化してほしいな。

ハツコイリズム〜My Friend

中盤に入り、私的スルメソングの連発。
「ハツコイリズム」〜「NAGISA Night Temperature」の3曲、最初そこまでしっくりこなくて、現地で聴いて「これめっちゃオシャレじゃない!?」って気づいてハマるタイプの歌なんですよね。

特に「NAGISA Night Temperature」は振り付けも簡単で一緒にマネできる曲なので、見ても聴いても楽しい。ライブ終わってから一番聴いてる。曲自体がオシャレなので、インストゥルメンタルで聴くのもおすすめです!「THE POLiCY」と一緒にシングルに入っています!
そーちゃんの「やっぱ無理だ〜!」ジタバタが世界で一番可愛かった!!!!!

さて、MEZZO"のお時間です。

私は以前逢坂壮五の「Monologue Note」がMEZZO"として歌う「Forever Note」に昇華されるまで、Noteの意味が違うんじゃないかな、という話を考察したことがありまして(もう消してしまって確かめられないのが悔い)「そーちゃんが初めて作った曲、環くんと二人で作った曲」に並々ならぬ思い入れがあります。

Monologueの方は独白の「記録」として独りで閉じ込めたそーちゃんの本音を。Foreverは二人で「音符」として五線譜に紡いでいく音色。そんな意味が込められているのだと思います。だからこそ絶対に現地で聴く、この目で見届ける。そんな逢坂壮五のファンとしての決意を持っていました。

もう独りきりで思い詰めたりしない。だって隣には信頼できる彼がいるから。「世界は自分次第で変わる」そんな表情を阿部さんを通して見えたような気がします。最高のステージでした。

「My Friend」はピタゴラの信頼感がすごく見えて、支え合ってる感じがすごくじーんときました。代永翼さんの言葉や和泉三月として演じている姿を見るとすぐに泣いてしまうクセがあるんですが、代永さんって三月そのもので。ずっと応援していたくなる。

時折声を出しにくそうな代永さんを支える白井悠介さんと江口さん、まさに大和さんとナギ・・

Everything is up to us〜MONSTER GENARATiON

実は「Sakura Message」ってそんなにちゃんと聴いていなくて。今回現地で聴いて、配信で演出しているプロジェクションマッピングや、弦楽器とピアノの生演奏で「うわ〜〜〜綺麗」とグッときちゃって、改めていい曲をありがとう桜春樹って気持ちになりました。

終盤の江口さんの穏やかな笑みを浮かべたナギの姿に「ここは・・・ノースメイア?」と思ってしまいました。美しかったです。
からの「Mr.AFFECTiON」はステージに氷の演出。PVと見比べながらかっこよさに息を呑む。配信組の友人から「寒くなかった?」と言われたけど寒くなかったですよ。アイナナの振り幅、すごいなあ。

2年経っても変わらず踊れる「Viva! Fantastic Life!!!!!!!」はやっぱりかっこよくって。白井さんのラップ好き。本編ラストがOpus最初の「WiSH VOYAGE」なのも、エモいなあ。何が正解か分かんないし、ゴールまだ果てないし、だけど今日も替えがたいもん。

アンコールで新曲をお披露目。Ayaseさん作曲の「WONDER LiFE」は0.07秒くらいで「おー!Ayaseサウンドだ!」って分かる感じ。はじまりの歌、モンジェネで単独ライブの幕を閉じるの、控えめに言って「素晴らしい」ですよね。

ご挨拶の記憶はもう結構飛んでしまったのですが、やっぱり江口さんの「消えない虹」のところが印象的だったなと。普段そんなに思いを口にする方ではないなと思っていたので、びっくりしちゃった。「ナナツイロREALiZE」の「僕らは今 消えない虹なんだ」から、「虹って消えるじゃないですか、実際は。それでも彼らが『消えない虹なんだ』って言ってくれたら、心の中の虹は消えないんだと。」と言葉にしてくれたの、今世紀史上、エモだったかもしれない。

マネージャーたちも、キャストも、きっとスタッフさんも、アイナナに関わる人たちが待ち望んでいたであろうステージ。めちゃめちゃ楽しかったし、行ってよかった、行けて良かったと心から思っています。

これを読んでくれた人の心に少しでも虹のカケラを分けてあげられるといいな、と思いながら思いと振り返りレポを書きました。