cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

20/4/27 Spotifyでライブに行った

音楽はたぶんこの世で一番好きな娯楽のひとつで、ライブに行くことは人生の楽しみだ。昨今、このご時世で大好きなカルチャーはあらゆることを「自粛」という形を取らざるを得なくなっている。仕方のないことだけれど、さみしいし、悔しいし、楽しみ半減だし・・・てかないし・・・と悶々としている日々。行きたいライブも中止に延期も文字が連なるようになって、sumikaのライブに誘ってくれた友達とLINEでお喋りをしているときにふとつぶやいた言葉から、
「エアライブしましょうか····」
「プレイリスト、作ろう。」
「合同プレイリストかな!」
「フェスしませんか?プレイリストで!」
「フェス!っは〜〜〜たのしいやつですね!?」
「うちで踊ろう~たまに歌おう~♪」
こんな風に思いつくまま1週間で形になったものがこちら。勢いって大切ね。

こちらがDay1。なんと妄想2Days開催。

Day2はSpotifyに配信されてなかった、BIGMAMA×HYの「シンクロニシティ」を聴くまでがライブという構成という想定。1バンド10曲におさまらないよ!とあたふたしながら土日二人で作ってみたごっちゃり感が熱い。
Spotifyには「コラボプレイリスト」なんて洒落た機能がついていて、隣にいなくてもリアルタイムで互いが考えた曲がプレイリストにぽこぽこ増えていくのを眺めるの、とっても楽しかった!!!おうち時間の充実におすすめ!!

ルールはこちらの3つのみ。
sumikaにはじまりsumikaに終わるフェスにしてみよう
②1日3アーティスト選びそれぞれ持ち歌は7曲
③タイムスケジュールは1バンドずつ交代の対バン形式
ということで以下私のセレクトしたセットリストとコメントを記しておく。

Day1
KEYTALK
物販/Summer Venus/Love me/ブルーハワイ/テキーラキラー/YURAMEKI SUMMER/MONSTER DANCE/黄昏シンフォニー
夏の昼間のフェスをイメージ。サマビからの爽やかな2曲のあとに八木くん作曲のテキーラキラーを持ってきてしまうのはドラムの性。八木くんの曲、クセが強くて面白い。普段あまりやらない曲も聴きたいじゃない。ライブのど定番、いつもならモンダンで締めるけど、今日は黄昏で前向きに明日を捉えてみたくなった。

いきものがかり
夏空グラフィティ/熱情のスペクトラム/気まぐれロマンティック/いつだって僕らは/ハルウタ/コイスルオトメ-激情編-/じょいふる
一度も行ったことないけど1回は行ってみたい。歌謡曲ラヴァーとしては熱情とハルウタは外せない。ブルーバードも入れたかったけど、マイナーコード祭りになってしまうからいつだって僕らはにチェンジ。最高の感情を描きたい。コイスルオトメはぜひこちらのアレンジを。イントロがフェスっぽいとは、はやしこさん談。

星野源
時よ/恋/SUN/夢の外へ/Continues/Crazy Crazy/Week End
「絶対にWeek Endで1日を締めるからトリを任せてくれ」そう言ったのは源さんではなく、わたし。最近の定番曲多めではあるけど「好き」を詰め込んでみたらこうなった。いつまでも夢が続いて、ちょっとクレイジーなくらいが、娯楽にはちょうどいい。そんな音楽に恋をしていたい。週末は終わらない。

Day2
BIGMAMA
The Cookie Crumbles/Weelend Magic/春は風のように/Zoo at 2 a.m./Jeffrey Campbellのスケートシューズで/MUTOPIA/神様も言う通りに
我ながら通して聴いて「これ最高のセトリでは!?」と思わず口に出してしまった。2010年からライブを見始めて10年。半月後の母の日でリアド納めをするはずだったライブも叶わず。だったらとびっきりのお祭り作ってやんよ、という気持ちで並べた7曲。
Zoo〜は一番好きなんだけど、私が最後に見たの2016年の母の日なので、ちょっとそろそろカッキーのイントロで楽しくなりたい。Jeffrey〜歌う前に金井さんならきっと「自粛シーズンにも勿論誕生日を迎える人がいる。今日誕生日の人はいる?君が生まれた日を自粛しなければならないわけじゃない。誕生日は素直にはしゃごう。一緒にお祝いしよう。Happy Brithday!」とかMCで言ってると思う。たった3秒あれば未来は変えていけるよ。愛ゆえに長い。行きたかったんだよ。

HY
ホワイトビーチ/4WD/AM11:00/Super Positive/太陽の汽車/トゥータン/HY♡SUMMER
アンコールにあれをどうしても聴きたいがために無理言って出てもらったアーティスト枠。なんだかんだ昔の歌が好きなもので、ホワイトビーチはじまり。イントロがとても気に入っている太陽の汽車も聴きたい。基本的に明るく、前向きで、みんなで楽しくなれる曲を選んだつもり。改めて歌詞を読んでみるとこの時期のせいもあって、上を向くまではできなくても、目線をあげることはできるような歌が多くて、あったかいなって気持ちになれる。またライブ行きたいな。

sumika
ふっかつのじゅもん/Lovers/Flower/センス・オブ・ワンダー/MAGIC/Familia/10時の方角
Day2はわたしセレクトのsumikaで締める。それならば、最後は10時の方角を向いて、またあたらしい明日を始めよう。と思ったのでこちらの並びに。頭2曲はもはや自分がライブで叩きたい曲。Flowerはちょっと中華っぽい音が入ってて賑やかでお気に入り。センス・オブ・ワンダーは歌詞を読んで欲しくて、今大人を頑張っているあなたに、これから大人になるきみに、「"やってみたい"を そっと仕舞い込んで」ほしくないんだよ、というメッセージを、勿論自分自身にも。魔法にかかった3時間を終える時、「ここからはマイナスなし」の「心向く方角に」向かってみるかね、と思えたらいいかなって。ね。

ここまで楽しんだら、BIGMAMAHYの「シンクロニシティ」でアンコール。音楽に生かされてきたわたしにとって、今の状況は結構つらいし「次のライブの予定は」と考えることもできないのはもどかしい。でも「楽しい」はひとりでもふたりでも、うーんって頭をひねって考えれば作り出せる。落ち込むこともあるけれど、隣にいる誰かがいて、わたしがいて、自分の力で立ち上がって前に進むことができる、いつもそうしてきたよね。ということを思い出せるライブを感じられる気がする。実現することはないはずだけど、プレイリストを組んでいて一番楽しんでいたのは私かもしれない。

ほら、楽しそうになってる。やっぱり音楽の魔法はある。わたしの楽しいが、誰かを幸せにできなくても、気休め程度の羽休めになれたりしたら、もう大満足。はやしこチョイスのアーティストもめちゃめちゃかっこいいのでお耳に入れてみてほしい!またやりましょうね!