貯まった積読くずしにオンライン飲み、オンライン女子会、あつ森、いろんなことをしてみた。大好きなお出かけも、会いたい人に会うのも憚られて、心の栄養はどこへやら。という状況が続いている。なんだかんだ数日ひとりで家に籠っているのが得意じゃないことに気づきながら、せめて食事はおいしいものを、できるだけ簡単に、ちょっとの手間をかけて普段やらないことをして発散しよう。と思い立ったわたしの記録。
「おうち時間」ってそんなに心にヒットしてないので、「おうちごはん」で。ほんとは文章だけでまとめたかった #文字でおいしいごはん タグ、せっかくおいしいものを作れたから写真も付けちゃった。
そんなTwitterのログとちょっとしたレシピのコツを書いてみます。4月〜GW分。
きっかけはサーモンの切り身を塩麹に4時間ほど漬けたこのレシピから。タグがまだ定まってないころ。大葉、おいしいんだよなあ。あとなんでも酢飯にしちゃう。
そしてここからタグを使い始めた。春といえば、菜の花。小さく見える黄色いお花がなんとも言えずかわいらしい。めんつゆと白だしは8:2位で混ぜてるので気持ち程度のバランス。大葉にはほとんど火を通してないよ。
これは正直もう少し麺をゆでてもよかったと思っていて、普通の素麺より若干長めでいいと思う。溶き卵がつゆに溶けきらないように、具を少なめに意識するとおいしく見えるはず。季節問わずにゅうめんの出番が多い我が家。
だんだん乗ってきた頃。ツナ1缶、しめじ、玉ねぎを炒めてカットトマト1箱（最近は缶じゃないものも売っていてとても捨てやすい）を加えてコトコト。炒めるとチューブにんにくが暴れ始めるので煮はじめてからちゅるっと入れる。煮立ったらコンソメ、塩胡椒、バジル、中濃ソースで味付け。ポッカレモン、まだなくならない。
母がむかしよくつくってくれたごはんの中で、今でも帰省するとリクエストする料理のひとつ。牛蒡と牛肉のおこわ。本当はもち米を使うし、仕上げに煎り胡麻をぱらりと振るけれど、手元にないので有りもので。生姜の千切りは1個ストックを作っておくと楽チン。2合のお米に合わせるのに、三温糖大さじ2、醤油とめんつゆはお好みくらいで入れて（適当）いったん冷まして味を入れて、もう一度あたためて炊き上がったごはんと混ぜるだけ。簡単で、なつかしい母の味。
マックに行きたいけどテイクアウトじゃ味気ないし、朝マックだとチーズを抜いて注文しないと食べたいメニューにならないところから、「Pascoのイングリッシュマフィン買って自分で作ってみるか」と思い立ったレシピ。ベーコンとオムレツはひとつのフライパンでできちゃう。少しずつ卵液を注いでは半熟にかき混ぜ、じょじょに厚みを持たせて成形していくときれい。とろけるチーズは2個目のパンを焼く時に試しに置いてみた。悪くないね。
鰯もしくは秋刀魚で梅煮を作りたかったのだけれど、いずれも売ってないのでそこにいた鰤さんを連れて帰った。生姜の千切り、酒、水（合わせて100~150ml位）、梅干し3個を煮立たせて、事前に湯引きした鰤、長ねぎ（気持ち太めにカットする）、しめじを鍋に入れる。醤油とめんつゆでお好みのしょっぱさに。友人とライブのセトリを考える遊びをしていたら汁気がなくなるまで煮詰められて、ちょうどいい酸味が爽やかな煮物ができた。ライブ行きたい。
2回目のイングリッシュマフィンはケチャップを使わないでトマトソースを作ろう、と朝9時からカットトマト箱とみじん切りにした玉ねぎ1個を炒め煮にして、塩胡椒だけでシンプルに味付けしたソースを仕込んだ。この日のオムレツはあまりまとまらなかった。でも味はおいしい。だってオムレツをトマトソースで挟んでるもの。
いつもツイートを見て美味しそうだな〜と思うご飯をつくっている人のレシピを作ってみた。料理本を見ながら作ったりあまりしないので（製菓以外はありあわせでなんとかする派）きちんとサーモンをたたいて、液体味噌スプーン1杯、胡麻油、小葱、大葉と合わせて酢飯にのせるだけ。仕上げにしょっぱいもの好きなので出汁醤油をひとたらし。スーパーのお刺身って生臭いって思うときもあるけど、いい具合に胡麻油の香りで消されておいしかった。これはリピート。
製菓は過程もたいせつ。スタバに行けないのでチョコレートのスコーンを自作。
①バター（無塩が売り切れていたので有塩よつ葉バターで。問題なし）50gをやわらかくゴムべらで練る
②ホットケーキミックス150gを加え、ほろほろになるように切るように混ぜる（練らない）
③豆乳50mlを加え、切るように混ぜる（練らない）
④刻んでおいたチョコレートとくるみを混ぜる（練ってはいけない）
⑤手でまとめて、180度で余熱しておいたオーブンで15~17分程度表面がこんがりとするまで焼く
こんな感じで意識高いカフェユーザーみたいな朝ごはんができる。お店のスコーンよりは軽めの仕上がりで、ふんわり感がある口当たり。切るように混ぜるコツは、キャラメルマキアートのソースをかけるときみたいに、縦縦横横ぐるーっとゴムべらを使うこと。元スタバ店員らしいコメントできたぞ。コロンビアのコーヒーはナッツ感のある香ばしいかおりが大好きで、いつも飲んでいる産地のひとつ。
お料理はもともと好きで、必要に駆られて高校生の時から夕飯を作ったりしていて、どうせ食べるなら美味しく食べたいといつからか工夫をし始めた。おいしくなるためのひと手間は惜しまないで、食卓をひとりでも楽しめるひとで在りたいな、と思う。さすがにそろそろ人と食事をしたいけれど、いまは我慢のとき。またお外のごはんを誰かと楽しめるまで、もうしばらくひとりごはんを楽しみましょうか。
だけど、今夜はカップラーメンとビールを。いただきます。
