cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

19/11/20 変化のとき

12月から異動が決まった。
想定外の1年前に所属していた店舗への異動。びっくりしつつも今の店舗のメンバー、異動先のメンバーが悲喜こもごもで、まあ今までやってきた仕事と人との接し方に間違いはなかったんだなあと思った。

その一方で、「いなくなったら店が崩壊する」とも各方面から言われていて、なんていうか柱のような、支えみたいなものに自分のような役職もない事務がなれたことは嬉しい反面、「私がいなくても楽しくみんなが働ける場所」を作るのってとっても難しいなと実感した。
簡単なのにね。相手に対して思いやりを持って、想像力を働かせて一歩先を読んで、会話をすればいいだけ。にこやかに。それだけでいろんなこと、うまくいくのに。それは人に教える、教わることじゃなくて、自分で考えてやるから意味がある。

人を知ることで、どう接したらいいか考える時間が生まれるし、わかるようになるとまた新しいことを生み出せる。そうして得られるものがあるからコミュニケーションは投げ出しちゃいけない。ということを身をもって実感した1年。相手を変えるより自分を変えようとする努力。
私が諦めなかったからちょっとでもいい環境にできたなら、それで良かったのだ。涙をこらえ、霜焼けに耐え、ヘルペスに耐え、効率とCSにこだわって業務をこなしてきて、ゼロコミュニケーションだった空間に無駄話を発生させ、ちょっとにこやかになった、これこそ「頑張った」と言っていいはず。自分で「頑張った」なんて言葉を多用するのは嫌いだけど、この1年はフルパワーで仕事してきたと思う。

異動が叶えば営業時間が短くなるおかげで転職活動も動きやすくなるし、趣味の時間も取れるし、やっと自分を大事にできる、そんな気がする。相変わらず会社の方針は納得してないし、ひとところには留まれない精神だけど、2020年は今まで以上にもっと、変化を起こして楽しんでみたい。

そんな気持ちの備忘録。