cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

ナナライのTRIGGERがあまりにも第3部のTRIGGER

ナナライ2ndに行ってきたお話。

 

3月末に勢いのままゲームを始めて、「なにこれめっちゃ面白いじゃん!?」と泣きながらストーリーを全て読んで、曲を集めて、一番どっぷりハマった最高のタイミングでメッゾライフドームに行けて本当に良かったです。

まず現地に行けるまでがゲームのような展開だったんですけどね…知り合って24時間以内でチケットを譲っていただける、こんな幸運ってあるのか。ないでしょう。

1日目はライビュでRe:valeの激情に悲鳴を上げて(私しかいなかったけどやっぱりまだマイナーな曲なのかな?配信早くされると嬉しいな〜!)

2日目は現地でトロッコ隊(白井悠介さん、佐藤拓也さん、阿部敦さん)に手を振ったり。

総じて21歳から推している立花慎之介様、小学生からお世話になっている保志総一朗様の楽しそうな姿を見れて感無量でした…。

楽しかった思い出もいろいろ、もちろん数えきれないほどありますが。

 

私はアイドリッシュセブンで初めて好きになったのが八乙女楽で、TRIGGERの3人が仕事の姿勢や性格、ビジュアル含めて大好きなんですけど、今回のセトリがとんでもない構成でした。

まさに第3部の彼らそのもの。

 

いつものようにユニット紹介順にスタートから曲を披露していくと、IDOLiSH7→TRIGGER→Re:vale→ZOOLになるはずなのに、

TRIGGERの順番が一向に来ない…

 

ん?おかしい…?と気づいたのはZOOLの2曲目の途中。

これって、仕組まれたアクシデントでステージに2人が間に合わなかった第3部のTRIGGERになぞらえているのでは!?!?!

そう考え出したらもう曲の最中でも気が気じゃなくなってしまって、確かにZOOLはかっこいいし盛り上がってる。でも私の推しはステージに立てるの?まさか出てこないなんて…?ライブでそんなことってある…?そんなことで頭がいっぱいでした。

 

暗転して、センターステージに向けて祈りを込めて白いライトを灯して待っていると、

 

そこにいたのは客席を見据える龍之介ただひとり。

 

読んでいて一番しんどかった、

独りで歌う「願いはShine On The Sea」の再現がされてしまう…?

 

と不安に思っていたら、出だしのアカペラが終わったら天と楽が登ってきて、気づいたら安堵の涙がぶわあって溢れてきました。第3部で叶わなかった世界軸。ファン達も3人で歌う願いを見たかったはず。やっと望んでいた景色が見れた。

念願のライブに行って、推し色のペンライトを持って、待っていたのに、その色をアクシデントで変えざるを得なかった、TRIGGERのファンの気持ちをここで追体験することになるなんて想像もできなかったし、実際めっちゃ辛かった。本当につらい。そんな心境で佐藤拓也さんのMCで「3人で歌えて良かった」という言葉を聞いたら、もう涙が止まらなくなりました。隣にいた壮五担の知らないお姉さんと二人でハンカチを濡らしました。

 

楽曲について、TRIGGERは前半に「願いはShine On The Sea」、「DIAMOND FUSION」「In the meantime」の3曲をパフォーマンスしたんですけど、演出が素晴らしいなと。

 

私の解釈なんですが、「願い〜」で頂点から海の底(=地上)へ降り、「DIAMOND〜」で始まりの曲を歌うことで、八乙女事務所を退所して再スタートを切り歩き出し、「meantime」はたどり着いたメインステージで「ただ進むだけさ いつものように」と歌う姿が、TRIGGERそのものだったなって思います。そういう意図で組み立ててくださったのかな、と考えています。

「燃えてきただろう〜」と歌う斉藤壮馬さんがすごく熱い天にいだったり。優しい顔で愛おしそうに歌う羽多野渉さんが楽さんだなあって思ったり、誰よりも力強い声で歌う佐藤拓也さんが、龍そのままだなあって思いました。

後半でも後方客席から「DAYBREAK INTERUDE」を始めたり、楽の「新曲聴きたいよな?!」からの「Crescent Rise」で円形ステージに片足を掛けて立つセンター八乙女楽を見せてくれたり(羽多野さん、足掛け姿が楽にしか見えませんでした)、ラストは「SECRET NIGHT」と「Leopard Eyes」を色気たっぷり決めてくれたり。

努力の光景も見せない声優さんたちにTRIGGERらしさを感じて、2日ともやっぱりTRIGGER好きだ・・・ってじんわりと噛みしめました。

 

MEZZO"もRe:valeももちろん推しには変わりないけど、あのステージを見せられたら、流石はTRIGGER王者の風格、素晴らしかったです・・・ファンとしてはいつか裏側も見たいところですが、でもこのままのほうが、TRIGGERらしいかな。

 

まだまだ聴きたい曲もライブで見たい曲もたくさんあるアイナナ。

これからも未来に進む物語を応援し続けます!