cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

20230619雑記

しばらく文章を打ち込む気になれないでいたのだけど、ようやっと重い腰を上げることに成功したというか、書きながら整理したくなった。

 

生命保険の営業からスタートして、人材紹介の営業をやり、調剤薬局の事務をやり、中途採用のRPOをやり、念願の事業会社の人事として(業務委託ではあるが)採用の仕事をするようになって、自分が採用でごはんを食べていくにあたって致命的な点がいくつかわかるようになってきた。

 

ひとつ。

採用が前に進むなら、成果に結びつくなら、社内よりも圧倒的に社外を向いてしまうこと。

もともと効率優先するきらいもあり、それゆえ社内でのコミュニケーションを急く癖があって、どこでこの話をすると誰に逃げ道を用意できるか、みたいな配慮をすることがとても苦手。

というかその配慮が必要なのか?と考えてしまう節があって、指摘を受けた時に目からシャリタツのうろこ100枚くらい落ちた。

ある種外部からの支援の方が向いてるんだろうなと思う。一定の距離を保つことができるから。

私はこれが自社採用担当に不合格になる要素としてめっちゃでかいと思っている。できることはある、一生懸命貢献したいことがある、支えたい人がいる、やり始めたばかりだし知らないのも当然かもしれないけど、でもそのための配慮を説明してもらわないと理解できない。これがナチュラルにできる人が向いているのだと思う。

 

ふたつ。

対人業務経験の豊富さゆえ、見切りをつけることが早すぎること。

たとえばリファラルとか、私もリファラルで声をかけてもらってご縁ができたということもあり体験としてはとても良いものだと感じている。

けれど、「今そのタイミングじゃないな」と感じたときにバッサリ引いてしまう。自分自身の温度の下がり方がすごい。経験値が足りないからアウトプットする調整が難しいだけなのかもしれないけど。

ゆるく、ほそく、じんわりと続く関係性を維持することって実は結構貴重なスキルなんだと思う。またタイミングきたらでいいよ!んじゃ!って思考になりがち。

 

みっつめも何かありそうな気配があったけど、うまく言葉に乗らないからこの2点が今の所大きな要素だと考えている。

 

働いていて楽しいし、できることで貢献できているし、うまくいかないこともあるけど日々充実してはいるものの、本質的な自分にマッチしない感覚があって。

効率の追求、ナレッジ蓄積、再現性、みたいなところがやっぱり好きっていうなら他に目を向ける必要もあるのかもなあ。なんとなくだけど、転職活動どれだけやっても自信もって「できます!」ってできなかったし、結果にならなかったのってこういうところを見抜かれていたのかも、と考えてる。

やらないとわからないことってあるよね。もうちょい考えたい。