最近、心が平皿になっているという表現をよくする。
コップの水が溢れる、ということを感情を表す時に使われるけど
そもそも決壊するたびに深さがどんどん浅くなってしまって、
耐えられる上限が変化している気がする。
普段は気にしないことができる、近しい人の言葉のクセや
冷静で鋭い発言を投げかけられること、
思いつきでポンと言葉をかけられ、
自分の考えた末に出した結論がひっくり返されてしまうことで、
思いもよらないほどのダメージを受けてしまいがち。
よくない、よくないぞ。
そう思っても、思いきって「休む」ことができないのも、フリーランスのつらさ。
半日でも有休を取得して「サボるぞ!」と羽を伸ばすことができるのって貴重だった。
自分で選択した結果ではあるけれど、やはり日本で暮らしていくには
あまりにも会社員であることがメリットがありすぎる。と強烈に思う。
とはいえ、今の職種のままもう一度社員に戻るというのもあまり考えていないので
最近勉強を始めたデザイン・プログラミング分野で転身できないかと模索中。
今まで自分の人生をとことん諦めてしまってきたけど
親や周囲のいう「当たり前」に従って、合わないことを続けて転職を繰り返すことも
本当に自分のためになる?それで明日何かあって命を落としてもハッピーエンドって言える?
と考えた時に、そうじゃないよねって結論に至る。
いい歳をして情けない、いつ結婚するの、結局何がしたいの、と言われるだろうけど
言わせておけばいいんだわ。という気持ちを持ち続けていたいね。
自分を信じてくれて、応援してくれる人が一人でもいればそれで頑張れると信じてる。
梅雨は明けたけど平皿になってしまった心に深さを取り戻すには
自分への勇気と、休息と、カラフルな刺激が必要だから
この夏は少しでも外に足を向けて、自宅では見れない景色を目にしたいなあ。