cinnamon teacup

エンターテインメントに支えられている人の、ぽつりぽつりとしたひとりごと

リモートワーク1ヶ月目の記録

なぜかお風呂に浸かっていると思考が巡る癖がある。どうにも朝型にはなれないひとだなと思う事がよくあるのだけれど、これはこれでいいんじゃないか。
ジャケ買いしたシャンプーで乾燥しきってしまった髪を、いつもの美容室の専売品に戻して1ヶ月。ようやくいつもの調子に戻ってきた。髪は時間がかかったと思うけれど仕事はあまりにも猛スピードで過ぎていった。断言できる。
定期的に、なんて性格ではないので思いついた時にアウトプットして残しておこうかな。

体感速度、超早い

業務委託として半月、その後2月1日に正式に入社という形を取らせてもらって、もうこの時点で柔軟な会社の体制にすごいなと改めて思った。そして業務を教えていただく先輩たちの正確さ、速さ、私の冗長になってしまう説明を汲み取ること。
顔が見えないゆえ分からない・不安に思ったらすぐ質問をするようにしているのだけど、レスのスピードが本当に速い。恵まれた環境に居るんだと思う毎日。
早く役に立てるようになりたいけれど、まだまだインプットが溢れまくっているので脳のメモリ不足と視野の狭さを悔やむことが多い。いつものように自己解決できるまで考えながら、ちょこちょこ人に相談するようになったのはいい兆しかも。
今までは自分が新人に指導する立場にいたし、レセプト業務など必要なはずなのに共通マニュアルもない環境だったから自分で作ったものを見ていた。がむしゃらに3年程度だったけれど、一定人を動かす立場にいたせいか、今とても新鮮な気持ちで仕事をできている。
先日、社会人10年目の物差しで厳しくものを言ってすまなかったね、と新人に連絡を入れたら、でもおかげで今こんなに働けてます!と返してもらえた。優しいいい子。私も謙虚に、でも猛スピードで成長したい。する。

おなかいっぱいにならなくてもいい

わりと昔から物事の価値基準について考えることが多い。例えば人と過ごす時間とか、趣味の時間とか。人生はそんなに長くないので旅行も住む場所もなるべく無駄にはしたくない。損得勘定なのかもしれないけれど。そういえばここ1ヶ月怒ったりイライラしたりもしていないから、穏やかにいい日を過ごせてる。
リモートワークで働くようになって、自炊9割まで上がった。土日のランチや半月に1回のランチくらいなもので、ほぼ自炊でまかなえている。もともと生活のために覚えた料理がまあまあの腕前になって、「食べたいものを美味しく作ることができる」というのはとても価値のあることだと思う。
それゆえ外食には「家では絶対食べられないものを食べる」という価値を今まで以上に求めるようになった。薬局で勤めていた時は、間食をとる時間なんてなかったのでランチでどれだけお腹を満たすかがポイントだった。
だから好きなドトールに行っても、クロックムッシュとアイスコーヒーじゃ足りないから、シナモンロールを一緒に、詰め込んだ。だけど今は好きなものを、美味しく食べられる量だけ食べて、時間を置いて甘いものを食べられる。幸せなことだ。

余談

少年ジャンプで連載している「僕のヒーローアカデミア」を2月にアニメ一気見(88話)とコミックス全巻読破(29巻)した。王道ヒーローものだと思ってタイトルで食わず嫌いしていたのに、手に取ったら10日間くらいで完走した。巻を跨いで繋がる伏線が多くて、めちゃめちゃ面白かった。
去年あれほどエンタメに手をつけられなくなったのに、今年は年始に「呪術廻戦」を大人買いしたり、よく少年漫画に手を出している。昨年夢中になった「鬼滅の刃」「チェンソーマン」もジャンプだし、少年ガンガン育ちの私、結構びっくりしている。ジャンプ読めるじゃん、って。
最近はダークヒーローものがメジャーになってきたからか、好きなものを好きって言いやすくなってきたのかもしれない。悪役がイキイキとしていたり魅力的に描かれる作品はやっぱり面白い。ヒーローはいないけれど、悪役は現実にも存在するよね、人間らしいもの。と思う。